太陽光発電に関するトラブル・苦情などは「太陽光発電相談センター」までお気軽にご相談ください。

太陽光発電システムは太陽電池モジュール、接続箱、パワーコンディショナ、屋内分電盤、これらを接続する配線、太陽電池モジュールを設置する架台、発電量を測る電力量計などで構成されます。太陽電池モジュールで“太陽の光エネルギー”を直流電力に変換し、パワーコンディショナで直流電力を交流電力に変換し、家庭で利用できるようにします。


製造方法が異なり、一般的には単結晶の方が性能が高く、高価です。多結晶は比較的安価ですが、結晶の間でのロスが多く、単結晶に比べると性能が低くなります。【単結晶シリコンの製造方法】単結晶の種棒を用いて、液状に溶かしたシリコンから円柱状の単結晶を回転させながら長時間かけて引き上げます。【多結晶シリコンの製造方法】溶かしたシリコンを鋳型に入れて一気に固めて作ります。そのため、単一の結晶ではなく、多くの結晶からできた塊になっています。


太陽電池は、太陽の光エネルギーを直接電気エネルギーに変換するものです。物質に光を照射すると、物質内部で電気を帯びた粒子【「+」と「-」】が移動しますが、その物質が「半導体」であれば、特定方向のみに「+」「-」が移動し、電池のように電流が発生します。


晴れの日よりは少ないながらも発電します。曇りでは発電量が晴天の1/3~1/10、雨天では1/5~1/20になります。


太陽電池モジュールに雪が積もった状態では、ほとんど発電しません。


薄い陰(山、ビル、樹木、電信柱などのカゲ)が太陽電池にかかった場合、発電量は低下しますがゼロにはならず、周囲からの散乱光により1/10~1/3程度は発電します。


売電分の入金は口座振込です。買電と売電は相殺されず個別に扱われますので、買電の引落し口座と同一である必要はありません。


再生可能エネルギーで発電された電気を、その地域の電力会社が一定価格で買い取ることを国が約束する制度です。(資源エネルギー庁「再生可能エネルギーの固定価格買取制度ガイドブック」より) 詳しくは 資源エネルギー庁のホームページをご覧ください。


太陽電池モジュールの重量以外にも、風の負圧の影響も考えられますので、事前に個別の建物について問題がないか確認する必要があります。


切妻屋根をはじめ寄棟や陸屋根など、お住まいの屋根の形に合わせて取り付けることができます。ただし、屋根形状や屋根材、構造などによって設置できない場合がありますので事前にメーカー等にご確認下さい。


半導体である太陽電池は、一般的に温度が高くなると逆方向の電流が増大し、発電量が低下します。パソコンが高温下でフリーズしやすくなるのも同じ現象です。


【手動で自立運転に切り替えるシステムの場合】太陽光発電システムに損傷がなく発電できる状態であれば、日射強度に応じた発電電力が使用できます。使える電力は最大1500W(100V15A)です。
【系統連系システムの場合】電力会社や協力会社の保安作業員の方々の安全を確保するため、太陽光発電システムはいったん系統から切り離されます。このため発電電力は使用できません。系統が停電から復旧すると、約150秒~300秒の待機後に自動的に系統に連系され、発電電力が使用できるようになります。 


太陽電池モジュールやパワーコンディショナなどの機器に、定期点検は義務づけられてはいません。また、お手入れも特に必要ありません。しかし、長くお使いいただくために、販売店・施工店様による定期的な点検をおすすめします。また、台風や地震などの自然災害の後は、販売店・施工店様による点検をおすすめします。


モジュール表面についたほこりなどの汚れは、雨などによって自然に流れます。 どうしても汚れなどが気になる場合は、屋根に上っての作業は危険ですので、販売店・施工店様にご相談ください。


太陽電池自体に蓄電能力はありません。 電気を蓄える場合は蓄電システムをご利用ください。


電気製品にしろ、自動車にしろ、メーカーや機種によって品質には幅があります。
メーカー各社は、それぞれに材料や部品、製造工程、製品検査の内容などが違っているので、出来上がる最終製品の品質も違ってくるのが当然でしょう。これはソーラー・パネルであっても例外ではありませんし、太陽光発電システムに含まれるソーラー・パネル以外の機器(パワーコンディショナなど)にもいえることです。
ソーラー・パネル・メーカー各社は、自社製品に出力保証をつけており、設置後に不具合が発生して出力が低下した場合には、製品の交換などに応じるとしています。メーカーにもよりますが、各社は10年~25年という長期間にわたる出力保証をつけています。